Contact us now
+1-888-846-1732

高度生殖医療での妊娠率は医療機関の格差が激しい。

高度生殖医療の技術は医療機関の「企業秘密」。

体外受精や顕微授精などの高度生殖医療における妊娠率は、医療機関によって著しいばらつき、格差が認められますが,なぜこのような現実があるのでしょうか?

そのために少し高度生殖医療の歴史を振り返ってみたいと思います。

私は、この革命的な医療を思うとき、どうしてもフランス革命とフランス料理との関係を連想してしまいます。

1789年のフランス革命によってブルボン王朝が倒れ、共和制へ移行しました。

このことによって困ったことになった人達に料理人がいます。

今日我々がハレの日の料理としてイメージしているフランス料理は、もともと王侯貴族たちをもてなすための料理でした。

しかしフランス革命によって王制が倒れてしまうと、料理人たちは職を失うことになってしまったのです。

そこで彼らはどうしたかというと、料理を供する対象を王侯貴族から一般の人々へと変え、町中に次々とレストランを開いていきました。

そして、こうしたフランス料理は一般の人々にも受け入れられ、国内はもとより,海を越えて世界中へと普及し、今日の姿となったのです。

高度生殖医療は1980年代までは、大学病院などを中心とする医療設備や入院を要する病棟の医療でした。

採卵などは、手術室においておこなわれるというのが一般的でした。

しかし、1990年代に入ると大学病院などで経験を積んだ医師たちが、少しずつ独立し、自らのクリニックを開設していきました。

こうしたことが可能になったのは,1980年代後半から経腟超音波検査が大きな広がりをみせたからです。

これによって体外受精のもっとも外科的なプロセスである採卵という行為がこれまでの手術室などから外来の処置室(採卵室など)でおこなうことができるようになりました。

そして1990年代後半からは、高度生殖医療をおこなう機関の数は増加の一途をたどっています。

さらにつけ加えたいのは、こうした増加分のほとんどがクリニック、いわゆる開業医が占めているという事実です。

また、メーカーも黙っておらず、「妊活サプリ」と称して、ベジママ 最安値で叩き売りもはじめて多くの不妊夫婦たちをマーケティングで取り込み始めています。

高度生殖医療の軸が大病院から個人の医療機関にシフトしたことによって、こうした医療技術のスキルやノウハウが、個人の医療機関側にファイルされることとなり、各々の施設が独自の工夫を加え、治療を行っているというのが現実です。

体外受精のプロセスは、大まかに5つに分けて考えることができると述べました。

そして、どのプロセスについても細部においては、医療機関の間で一致がみられません。